同業者向け クーリングオフ理解出来てる？　- 堀切菖蒲園 -【R4.4】

こんにちは、「競売の取扱いも得意だよ！　堀切菖蒲園駅にある唯一の売買専門

不動産屋さん」の不動産のミライエ大山です。

とあるブログを見ていたら、不動産売買におけるクーリングオフについて

間違った内容を見かけたので、ちょっとツッコミますｗｗ

自称不動産業界歴２５年、管理職も経験したという某ブロガーさん

（※今は他業種らしい、何かやらかしたかっ？？）

当時勤めてた会社が自ら売主となり、一般の買主と喫茶店にて

売買契約を締結した時のお話し ｳ･･ ｳﾝ(･д･`;)

クーリングオフの書面を取り交わすべく上司に訊ねたところ

「申込みと承諾が成立してるんだから不要！」

そんな風に言われてしまったんだそう。

「書面を取り交わないって、業法違反じゃね？」

不安を覚えた自称さんは知人らに再確認、宅建業法違反だとの指摘を受け

改めて憤ったとのこと o(`Д´*)oﾌﾟﾝｽｶﾌﾟﾝ!!!

皆さん、どこが変だか分かりましたか？？

宅建では、クーリングオフの告知及び書面交付は義務じゃないですよね？

だから当然、書面を取り交わさなくても業法違反ではありません。

不動産におけるクーリングオフの適用期間は、宅建業者が「申し込みの撤回や契約

解除を行うことができる旨とその方法等」を書面により告げた日から８日以内。

この説明を行った証拠として、宅建業者は書面を取り交わすのです！

では、自称さんが間違って理解してるクーリングオフの告知等を行わないと

一体どうなるのでしょう？

答えは、上記８日以内の縛りではなく、物件の引渡しを受けるまでの間が

クーリングオフの期間となるです (｡･ρ･｡)ﾍｰ

長年業界に居たとか、管理職だったとか、そんなの知識が伴わなければ

無いのと一緒です。　驕りは禁物、日々精進、全てはお客さまのため！

励んでいきましょう ｺﾞﾒｿ＿|￣|●））（（○|￣|＿ｽﾏｿ

参考ＨＰ：宅地建物取引業法　第37条の2（事務所等以外の場所においてした買付けの

申込みの撤回等）参照