競売資料から学べ! サブリース会社の闇 - 堀切菖蒲園 -【R5.4】
こんにちは、「そろそろ運動を始めようと思っている、葛飾区の堀切菖蒲園駅にある
地域唯一の借地の専門家がいる不動産屋さん」の不動産のミライエ 大山です。
3点セットなる競売資料を皆さんご存じでしょうか?
物件明細書と現況調査報告書、評価書が一まとめになったデータをいい
不動産競売の重要な参考資料となります。
書かれる内容が全て事実かは分かりませんが、競売に至った経緯など
時には同情すら覚える記述も散見されます ( ̄д ̄)
今回、注目するのは「サブリース会社の闇の部分」について。
不動産投資トラブルも多く聞こえる中、一体なにが起きていたのか?
あくまでも私見ですが、少しひも解いてみたいと思います!
まずは1件目の物件から (。ⓥдⓥ)ノハジメルヨー♪
Bの勤める会社は、所有者と平成30年11月29日にサブリース契約を締結
同日を契約開始日にしたため、鍵もその場で受け取ったと推測。
片や競売を申し立てた会社の従業員C、融資目的は自己の居住用であり
移転済みの住民票も受領していると陳述。 端から住む気のない住所移転ってか。。
(※皆さん勿論知っていると思いますが、住宅ローンで購入した物件を
ナイショで賃貸に出すのは契約違反デス。。 一括返済を求められて地獄に
落とされるぞ ( ゚д゚)ノシ サラバジャー)
それにしても、抵当権の設定日(お金を借りて売主へ支払い、所有権を自分に
移転する日)とサブリースの契約日が一緒って、ちょっと引っかかるよなー
家賃収入が欲しかったとは言え、用意周到すぎませんか??
臭う、んークサい |・`ω・)
2件目がコチラ。
1件目同様、抵当権設定日と同じ日にやはりサブリース契約(転貸可能な普通建物
賃貸借!?)を締結。 同日って何、流行ってんの? そっちの業界だとw
管理費滞納は無し。大切な “収益物件” を丸4年間、ちゃんと運用してきたつもり
なんだろうなー。。
3件目はどんなでしょ?
1、2件目とは違って、金融機関からの申し立てでは無いっぽい。
あれれっ? 占有者が何か言ってます。
「所有者郵便物の取扱いについての覚書」に基づいて、所有者宛ての
郵便物はサブリース会社へ送付していた。集合ポストの名前が所有者と
併記されているのもそのため。
どうして住んでもいない所有者の名前を併記するんでしょう?
それはそのマンションに所有者が暮らしている体を保ちたかったから。
銀行からの郵便物が宛先不明で返送されるのを防ぎたかったから。
結局は1、2件目と同じ手口、住宅ローンの悪用かよっ (/-o-)/ ⌒ ┤
どんだけ悪知恵が働くんだかw
あと、この覚書。こんなものを一般の人が思い付いたり
ましてや作成なんてしないでしょ、普通 ( ゜A゜;)マジッ?
サブリース会社の関わり方にキナ臭さプンプンです (||゚Д゚)ヒィィィ!
悪用する不動産会社が後を絶たない
サブリース契約が欲しかったのか、それとも不労所得をチラつかせて
法外な金額で物件を売りつけたのか。今回の資料だけでは白黒つきませんが
何らかの関与は否定出来ません ┐(´д`)┌
潜入調査も含め、継続調査してみます (=´ー`)ノヨロシク
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